1. |
哺乳類
03:54
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交渉の余地があんなら、もう終わってるぜ。
譲歩の意思を持てんなら、大したもんだ。
どこまで行っても、人は人だぜ。
言葉で説いても、希望は微妙だね。
クジラを守りたがる、奴らもいれば。
黒とか黄色とかで、争いを起こす。
不毛だね。
どこまで行っても、人は人だぜ。
神なんてもんは、どこにもいない。
そこにいるのは、だだの哺乳類さ。
ただ、考えすぎるだけ。
ただ、感が良すぎるだけ。
さぁ、もう一つ、先へ。君こそスターだ!
超、緊急事態だ。夢物語を聴こう。
言おう。見よう。
ここらで共演を。歌い、踊ろう。
いつまで続けんの?醜い、泥仕合を。
どこまで行っても、人は人だぜ。
どこまで行っても・・・。
行こう。
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2. |
プラスマイナス
03:43
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悪がある故に正義があんだって。
強者の下に弱者がいんだって。
プラスの裏にある、マイナスを。
一つ残らず暴きたいのさ。
北朝鮮のミサイルが飛んできて。
頭上を通過してどっかに落っこちた。
兵器は悲しみしか産まねぇ。バカだね。
ちょっと考えりゃ、分かることでしょ?
誰もが笑顔になる世界を!
僕はいつか見てみたいのさ。
誰もが、恐怖を。
抱きつつ、生きてる。
微かな、光明を。
ひとつ、ひとつ。投影し。
行動し。会う。
何回でも・・・。
労働後に呑むビールが美味え!って。
時を経て忘れ去られる『運命』だって。
マイナスの中にある、プラス要素を。
人生の糧に! 受け入れてゆこう。
北朝鮮のミサイルが飛んできて。
頭上を通過してどっかに落っこちた。
己のエゴで均衡を乱す。バカだね。
将軍様なら、民を守れよ。
誰もが笑顔になる世界を!
僕はいつか・・・。
僕はいつか・・・。
僕はいつか・・・。
見てみたいのさ。
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3. |
2017.11.16 (小品)
01:06
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もう、待てないよなぁ。
本題に入りたいよなぁ?いい加減。
拘りを捨てないように。
遠回りを楽しんで行こうぜ。
楽しまなきゃ、損さ。
飛び出さなきゃ、損さ。
全ては、一瞬さ。
全ては、瞬間さ。
楽しまなきゃ、損さ。
飛び出さなきゃ、損さ。
全ては、一瞬さ。
全ては、瞬間さ。
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4. |
心に灯火を
03:06
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かけがえのない生活を謳え。
声を。声、響かせて。
止めようのない鼓動に乗せて。
声を。声、轟かせ。
灯せよ! その感情という、炎を。
未来を照らすように。
灯せよ! その信条をくべ、炎を。
存在を示すように。
過ぎた出来事は遠くなり。
声も、声も何処かに。
それでも、音楽は続くだろう。
声を。声、遠く、彼方へ。
灯せよ! その感情という、炎を。
未来を照らすように。
灯せよ! その信条をくべ、炎を。
存在を示すように。
塞ぎ込み、挫けそうな日々も。
雲が晴れ、光、降り注ぐように。
終わりが来るだろう。
灯せよ!
灯せよ! 未だ胸焦がす、炎を。
遠くに届くように
灯せよ! 頂に届く、炎を。
それらを成すために。
灯せよ! 心の氷を溶かす、火を。
笑い合えるように。
灯せよ! 心の闇を照らす、日を。
祝い合えるように。
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5. |
いつかは僕らも
03:41
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いつかは僕らも恋をする。
恥ずかしがることは何もないよ。
いつかは僕らも愛を知る。
小慣れた生活に終止符を打とう。
変わってゆくのさ。
波打ち際、二人語らえば。
夕日が僕らを包み込むよ。
鮮やかに。
いつかは僕らも恋をする。
何気ない言葉に振り回されよう。
いつかは僕らも愛を知る。
人生という歴史に君のページを。
綴ってゆくのさ。
不意に手と手が触れ合えば。
僕の心の氷が溶け出して。
春が来る。
君と僕とで恋をしよう。
「生きてる!」って感じがすんだ。
そう、生きて行こう。
君と僕とで愛を知ろう。
次の休みはどこに出かけよう?
叶えてゆくのさ。
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6. |
もういーかい?
04:42
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働くことが、人生じゃないよ。
働くことが、全てじゃないよ。
朝から晩まで、時には朝まで。
働くために、僕はいるんじゃない!
幼少期に描いた未来はどこにある?
思い出せ!
野球選手になりたかった、あの気持ちを。
純粋な、夢は。今のあんたにあるのかい?
年の功か?『現実的』に染まった老害さ。
聞こうか?胸の奥の本当の声を。
働くことが、人生じゃないよ。
働くことが、生きる理由じゃない。
私が歩む道を、あんたが決めんなよ?
誰もが幸福になる、権利を持ってんだよ。
守るべき信念が、この俺にはある。
思い出せ!
野球選手になりたかった、あの気持ちを。
純粋な、夢は。今のあなたにあるのかい?
年の功か?『現実的』に染まった老害さ。
聞こうか?胸の奥の本当の声を。
思い出せ!
誰でもないんだ、あんたは、あんただけさ。
歩んでく、道は。無限に広がるのさ。
本当の思いを、ここらで捻り出そうぜ。
もういーかい?聞こうか?
他でもない、あんたの声を。
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7. |
2017.12.10 (小品)
01:52
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多勢が右向きゃ、「右を向け!」
個性が出すぎりゃ、「前習え!」
透明なその場の、「空気読め!」
懸命にやっても、『結果』だけ。
一人きりの孤独を知っているかい?
打たれた杭の孤独を知っているかい?
夜明け前の暗さを知っているかい?
夜明け前の寒さを知っているかい?
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8. |
朝日を見に行こう
03:59
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多数派の常識人にボコられて。
闇夜に何かを隠した奴がいる。
誰かの放つ、心ない一言で。
闇夜に何かを捨てた奴がいる。
生き方や死に方に口を出すな。
そう言う、勇気が今必要だろ?
現状にその一石を投じるのは、
他でもない、あなた自身だ。
くるぞ。そら、くるぞ。
太陽が、また昇るんだ。
降るぞ、ほら、降るぞ。
闇夜を今、照らすんだ。
日々は続くよ。何があっても。
戻れはしないよ。
走れ!世界は待ってはいないぞ。
ほら、朝が来る。
生を謳歌する君の周りには。
無数の未知が広がってんだろう。
些細な変化を見落とすな。
常に、胸に、刻む。
夢を、成すことを。
日々は続くよ。何があっても。
戻れはしないよ。
走れ!世界は待ってはいないぞ。
ほら、朝が来る。
強く優しい光の中に僕らはいるよ。
澄んだ空気を大ーきく吸って!
日々を行く。
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9. |
くたばれ! ボーイスカウト
04:43
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楽しい思い出を作りたいだけだった。
勲章なんてどーでもよかった。
気の合う仲間と過ごしたいだけだった。
飛び出す理由はそれで十分さ。
時代は変わる。当たり前さ。
始まりゃ、終わる。当たり前さ。
賢いやつはうまくやる。
変われねぇバカが。ここにいるんでね。
Boy Scouts!
「くだらねぇ。」と、誰かが言ったんだ。
いや、楽しいときもあった。
Boy Scouts!
大人たちが背を向けあっちゃって。
子供らに何ができんの?
何かがどっかで変わっちまったんだ。
得られるもんは受け取ったんだ。
音楽ってもんに出会っちまったんだ。
みんな、そうやって進んでいくんだ。
時代は変わる。当たり前さ。
始まりゃ、終わる。そりゃ当たり前さ。
賢い僕は今、ここにいる。
変われねぇ僕も、ほら今、ここにいる。
いれる!
Boy Scouts!
「くだらねぇ。」と、誰かが言ったんだ。
いや、楽しいときもあった。
Boy Scouts!
大人たちが背を向けあっちゃって。
「ちかい」はどこにあんの?
Boy Scouts!
「くだらねぇ。」と、思ってしまったんだ。
美しい記憶になった。
Boy Scouts!
大人たちが睨みを利かしちゃって。
子供らに愛を。夢を・・・。
何を伝えんの?
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10. |
ある。
07:53
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海岸線を歩く。目的はなく。
釣り人を横目に招く。日差しの熱。
吹き抜ける風は磯の香りを含み。
雲ひとつない空を猛禽が飛行している。
一つの風景を。絵画のように観る。
それらの原初を。思い描いて行く。
光を水面が散らす。とても複雑に。
連なる世界を暮らす。あらゆることを。
ずっと前の。ずっと先の。
あらゆる願いはここに。
ある。
波の音を聴す。探すように。
老人の漕ぐ自転車。錆びた音が混じる。
ずっと前の。ずっと先の。
僕らの『可能』はここに。
疲れた脚を。労わるように。
腰掛けた、時が。止まったように。
過ぎ去った日々、攫うように。
光を眺めてんだ。
生まれた意味を。考えるように。
ここから先を。想像するように。
現状を希望と言えるように。
光を眺めてぇんだ。
ある。
僕が夢見た未来はそこにある。
君が夢見た世界はそこにある。
どんなに困難に取り憑かれてしまおうと。
僕らが生きる歴史がほら、そこにある。
ある。
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11. |
確かな光 (引き語り)
04:12
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いつも無視する信号を。
今日はなんとなく待ってみる。
不思議だなぁ。ただ、それだけで。
景色は変わる。
自分のためにすることを。
誰かのためにやってみる。
不思議だなぁ。ただ、それだけで。
世界は変わる。
連続性に操られ、本質を見失う。
めんどくせぇ。ことが邪魔をして。
消えかけたものを、『何か』に込めよう。
例えば、音で!
生きることには付き物さ。
悲しい出来事で、多くを知った。
降りしきる、その雨はほら。
大地を肥やす。
町ですれ違う人でも。
遠いどこかの人々も。
誰もが心に持っている。
確かな光。
僕はそいつに賭けている。
確かな光。
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12. |
バックパッカーは行く
04:52
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なんでもない、この街を。なんでもない、僕が行く。
この旅路の終わりはどこにあると言えよう?
気が付けば最近、ちょっと慣れてんだね。
不確定要素に恐怖し、停滞してんだよ。
変わんだよ。街も、人も、世界も。
なんでもない、この街を。なんでもない、僕が行く。
この旅路の終わりはどこにあると言えよう?
どんな異国の文化も。『なんでもないこと。』になる。
違うことを受け入れる勇気を!持つことにしよう。
(振り向けば?色んな日々があった。)
(あの家は?もう、点になった。)
(前を見てみな。そこに無限があんだ。)
(広大な地を、踏みしめる。)
この旅路の終わりに何が、あるだろう?
できることなら、ハッピーエンドを。
みたいと思う。
正義や神を掲げて。武器を取っては、血を流す。
街も、文化も、世界も、人だろ?
なんでもないぜ。
大きなうねりの中で、正しく、『生きる。』難しさ。
誰かの幸を祝える心を。養って行こう。
なんでもない、この街を。なんでもない、僕が行く。
この旅路に終わりはないのか?命を燃やそう。
この旅路に終わりはないのさ。
歩んで行こう。
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Takafumi Morikawa 森川貴文 Okinawa, Japan
音楽家、自宅録音家。
沖縄県在住、東京都生まれ。
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