1. |
幻を愛する人たち (album ver.)
05:54
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俯瞰で見る。人の道理を。
浮かんでくる理想と、現実は。
自由を勝ち取るため。正義を貫くため。
過酷な戦いを経てゆく。
十分な、熱量を持っていて。
優秀な、頭脳を有して。
誰もが羨むような。成功を掴み取んだ。
そーゆぅー時に、現れんだ。
幻を愛する人たち。
小魚の群れのように。集まり、溶け込み、安堵する。
僕は言う。本当に、「生きてる?」「どう??」って。
全てが、違う。そんなことが。
許されるような世界になーれ!
誰もが、歌う。大きな声で。
そんなような、世界になって欲しい。
幻は形を変えてゆく。
形などはないはずだが。
時には、安息を。時には、基準値を。
幻は君の自我を食らう。
できる限り、汚れぬように。
隊列を、乱さぬように。
神経を張り巡らして。感情を蔑ろにして。
そーゆぅー時に、現れんだ。
幻を愛する人たち。
『神』は信仰者達の、心の中に、生きている。
『幻』は人類の、弱さから、芽を出す。
僕の肌が黄色いことが。
面白いなら、笑えばいいぜ。
あなたを包む、幻の霧。
この歌で!晴れますように。
本当の願い。本当の感情。
本当の理解。本当の、本当を。
誰もが孤独。一つ、一つだ。
ちょっと寂しい気もするけど。
本音を言える。そんな奴らを。
探した方が楽しい、かも・・・?
全てが、違う。そんなことが。
許されるような世界になーれ!
誰かと、歌う。大きな声で。
そんなような、貴方になって欲しい。
全ては、違う!
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2. |
奴隷じゃないぜ
02:08
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ゲームのキャラを操るように、
思い通りにできりゃ、気持ちいいよなぁ?
よく見な。僕の両手、両足を。
コントローラーは何処にもないぜ。
僕は奴隷じゃない。
僕は奴隷じゃない。
僕は奴隷じゃない。
僕は奴隷なんかじゃないぜ。
君らの思うよりずっと早く、
常識は非常識になる。かもな。
正解は常に変動し、
一つじゃないって、そう思えないか?
ないか・・・?
あんたの命令を、聞くために。
あんたの事を、喜ばすために。
あんたの面子を、保つために。
僕は、生まれて来たわけじゃないよ。
僕は奴隷じゃない。
僕は奴隷じゃない。
僕は奴隷じゃない。
僕は奴隷なんかじゃ、ない!
僕は奴隷じゃない。
僕は奴隷じゃない。
僕は奴隷じゃない。
僕は奴隷なんかじゃないぜ。
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3. |
ものづくり
03:42
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デカいことを、「やろう。」と、思ったなら。
多くを失う、覚悟がいるだろう。
願い事を、「叶えよう。」と、するなら。
それなりの代償を、払うことだろう。
今日日、芸術家は。表現者と言える?
流行歌が生まれは、消えていく。
音もなく。
数字重視の、ニセモノ音楽家は。
夢だ。愛だ。を、誤魔化しに使うの?
不確定を、厭わぬ、熱量を。
笑うことに、後ろめたさはないの?
幼少の時代に。デカいおもちゃ箱を。
ひっくり返した、瞬間を描いてゆく。
つまらない、自尊を。
つまらない、打算を。
さぁ、取っ払って。
生み出すもんは、きっと。
届くだろう。
誰かの心に、届くだろう。
あなたのもとにも、届くだろう。
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4. |
ひとりぼっち
04:17
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大体同じこと、繰り返し。
また悪い癖が、ぶり返し。
人間関係は、ややこしい。
安定得るために、思考停止。
ひとりぼっち? 間違いねぇが。
ひとりぼっち。誰もがそうさ。
ひとつ、ひとつの、心に。
ひとり、ひとりの、意味がある。
爪弾くギターには、神が宿るのさ。
僕とあなたを繋いでくれるよ。
愛しいこの世に、音とリズムを。
此処にいることを示すように。
たまには本性を、解放し。
言いてぇこと全部、言いてぇし。
現在重視で、生きてぇし。
全て出し切って、死にてぇし。
ひとりぼっち? 間違いねぇが。
ひとりぼっち。誰もがそうさ。
ひとつ、ひとつの、心に。
ひとり、ひとりの、意味がある。
口ずさむメロには、愛を込めるのさ。
少しでも闇を照らせるように。
悲しい瞬間に、寄り添う言葉を。
共にいることを示すように。
ひとりぼっち? 間違いねぇが。
ひとりぼっち。誰もがそうさ。
ひとつ、ひとつの、心に。
ひとり、ひとりの、意味がある。
ラララ・・・。
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5. |
繋ぐもの (album ver.)
05:21
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炸裂する、皮の振動。
絶えず繰り返す、鼓動を。
君に向けて鳴らそう。
共鳴する、弦の倍音。
辞めず繰り出す、孤高で。
君の憂いを晴らそう。
想像する以上の未来へ。
踏み出す、一歩の価値を。
讃えるこの歌を歌おう。
競争を繰り返す、日々を。
生み出す、喧騒を彼方へ。
共に音楽を鳴らそう。
流れ、流れて着いたこの街で。
新たな可能性を、見出そう。
離れ、離れになったあの友へ。
「僕はここにいるよ。」なんて。
自意識過剰が過ぎる。かもなって。
少し思いながら、息を吸って。
繋ぐもの。
流れ、流れて着いたこの街で。
新たな可能性を、見出そう。
離れ、離れになったあの友へ。
「いつかまたどこかで。」なんて。
希望的観測が過ぎる。だよなって。
遠いどこかへ向け、息を吸って。
繋ぐもの。
炸裂する、皮の振動。
絶えず繰り返す、鼓動を。
共鳴する、弦の倍音。
辞めず繰り出す、孤高で。
音は全てを超え、届くと。
音が意思を伝え、響くと。
繋ぐもの。
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6. |
ウォークソング
02:28
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僕はもっと才を。持ち合わせたいよ。
君は高速道路を。駆け抜けるよ。
境界線の境は。鋼鉄製の門で。
君はスーパーパワーで。ぶっ壊したよ。
歩こう。歩こう。歩こうよ。
僕は最後らへんで十分さ。
そんじゃぁ、さぁ、お先ドーゾ。
優先順は有望順です。さぁ!
僕はもっと才を。持ち合わせたいよ。
努力すればいいかい?そんな才はないよ・・・。
歩こう。歩こう。歩こうよ。
僕は最後らへんで十分さ。
そんじゃぁ、さぁ、お先ドーゾ。
僕は後ろの方で・・・。
歌を。歌おう。歌おうよ。
僕の数少ない趣味さ。
ギター弾きは任せなよ!
よろしければご一緒にドーゾ!
ドーゾ!
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7. |
暁闇
02:51
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闇、照らした提灯の。
灯り、淡く溶けだして。
幻想めいた、原風景。
ジッと見張っていた。
曖昧模糊を嫌って。
人が割った、暦など。
川の流れのごとく。
ずっと続くでしょう。
頬を染めた、感情も。
頬を伝った、感情も。
過去、煮詰めた、この心の。
どっかにきっとある。
闇、照らした提灯の。
灯り、フッと吹き消して。
じきに登る、暁に。
食ってかかるとしよう。
そして、暁闇の終わりがくる。
そして、暁闇の終わりがくる。
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8. |
心は宇宙
04:22
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上から下に、落ちること。
地に足つけて、歩くこと。
誰もが疑うこともなく。
ただ、受け入れている。
宇宙に重力はないよ。
宇宙に地面はないよ。
誰かの心、あなたの心は。
まるで、宇宙だ。
まるで、宇宙だ。
僕から見える、君のこと。
君から見える、僕のこと。
月に住む、兎の眼には。
どう、映るのでしょう。
宇宙は闇に包まれて。
宇宙は謎に包まれて。
誰かの心、あなたの心は。
まるで、宇宙だ。
まるで、宇宙だ。
1人の中に、1つの、心。
わかり合うための、創造の力。
あなたの心。もっと、知りたくて。
無重力空間。旅に出るんだ。
実体は無いが、確かにそこに、ある。
想像するんだ。思うんだ。
決して届かぬ光でも、手を伸ばす。
心は、宇宙だ。
心は、宇宙だ。
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9. |
たまには違うルートで
05:47
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最寄りのスーパーマーケットまでの。
最短ルートを僕は知っている。
何百万回も通った道。
ならば、たまには違うルートで。
母は「全ての道は繋がっている。」と。
言っていたけれど、実際やってみると。
よく晴れた日、春の気配。
僕は行き止まりの存在を知る。
「もしかしたら、『精神性』を説いていたのかも。」と、十数年ぶりに見出す。
新しい道、新しい発見を求めて。
たまには違うルートで。
「僕らの脳ミソは出来が良すぎんだ!」って。
なんでも考えて、大体解っちゃうんだって。
月の裏側を想像するように。
行った気になんだ、違うルートを。
地図に載っている、この通りの葬儀場。
黒装束の人々、『終わり』を教わる子。
どんな地図にも載ってはいないんだ。
あの瞬間、あの子の感情は。
歳を重ねる度、信仰者達の心を。
理解して行く、だけど。
逃れられない、『恐怖』に目を背けないように。
音楽は『恐怖』を超えるのかな?
27クラブ、若きロックスター達の音楽が響く。
誰もが『無限の可能性』を謳う。
僕は寧ろ、『有限の尊さ』を実感する。
誰かが「出来る!」って言う。
僕は「やろう。」って言う。
繋がることも、途切れることも、当たり前に、ある。
人はそれを『運命』なーんて。
そろそろ行こう。マイバッグ片手にスーパーマーケットへ。
たまには違うルートで。
僕が選ぶ、ルートで。
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10. |
見つめあうと
02:58
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見つめあうと、分かるような。
見つけたのは、あなたの裸の声。
鳥のように、飛び立つ思いを。
見守りながら。もう少し未来へ行こう。
見つめあうと、分かるような。
見つけたのは、あなたの裸の声。
星のように、瞬く思いを。
結びあわせて。想像の扉を開こう。
さぁ、行こうぜ! 道は1つじゃない。
さぁ、行こうぜ! 未知はそこにある。
さぁ、行こうぜ! 何か変わるかも?
さぁ、行こうぜ! 描いた『今日』へ!
どんな日々も。
どんな意味もないような希望的観測も。
こんな風に。
音楽に昇華して踊れりゃいいのにな。
見つめあうと、伝うような。
見つけたなら。あなたと、どこか遠くへ。
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11. |
毒にも薬にも (album ver.)
06:12
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この世を一番、退屈にするのは。
毒にも薬にもならないこと。
「それが幸せだよ。」と。
言い聞かされても。
退屈ってのは『死』みたいだろ?
僕は魔王を求める。僕は勇者を求める。
この世を一番、退屈にするのは。
毒にも薬にもならないこと。
未知を拒絶すること。体験を拒むこと。
冒険を恐れること。理由をつけること。
「将来の夢は?」と。
『職業』を書かされんだ。
資本主義を刷り込まれんだ。
僕は遠回りをする。僕は無意味を愛せる。
僕は魔王を求める。僕は勇者を求める。
僕は矛盾を認める。君は何をどーする?
この世を一番、退屈にするのは。
毒にも薬にもならないこと。
顔色を伺うこと。格好つけすぎること。
笑顔を作ること。怒りを抑えること。
メディアに踊らされること。権力に屈すること。
常識に囚われること。自由を奪うこと。
空を見上げないこと。風を感じないこと。
光を妬むこと。闇を認めぬこと。
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12. |
わかっているけれど
04:36
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全然、癒えないと思う、出来事も。
永遠、消えないと思う、愛みてぇなもんも。
わかっているけれど、わかっているけれど。
甘えて、泣いても。なんもないけれど。
いつか祈りは、突き抜けて、届くだろう。
・・・だろうか?
全然、癒えないと思う、出来事を。
永遠、消えないと思う、愛みてぇなもんを。
わかっているけれど、わかっているけれど。
雨垂れ、石を穿つように。
いつか祈りは、突き抜けて、届くだろう。
・・・だろうか?
目と目が合った、あの瞬間に。
手と手が合った、あの温もりに。
『解り合える。』という、奇跡に。
今・・・、名を与えてやろう。
精々、歌に、込める。
愛みてぇな、もんを・・・。
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Takafumi Morikawa 森川貴文 Okinawa, Japan
音楽家、自宅録音家。
沖縄県在住、東京都生まれ。
TakaとKazuくんのTakaのほう。
オリジナル曲を各所で配信中です。
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